離婚した女性の方が最も不安に思うのは「お金」のことではないでしょうか。今までは配偶者の給料のみで生活していたとしたら尚更でしょう。以下において、離婚した後の生活費についての不安を和らげる可能性が高い方法や離婚が辛いと考えすぎない方法をお話させていただくので参考にして下さい。
離婚後の辛さ
離婚した後に感じる精神的な辛さと言えば、それまで育んできた思い出が挙げられます。二人が出会った当初の初々しかった頃の事や、その後の結婚までのプロセス、子供を授かった時の喜び等々、挙げればキリがないかと思います。その思い出が「離婚」をすることですべてが辛い思い出になってしまいます。これまでの思い出が紙切れ一枚を提出しただけでリセットされる訳ではないので、回想すればするほど元には戻れない事を実感するあまり、尚更、気持ちが滅入ってしまうのは致し方ありません。
しかしながら、こういった辛いという感情とも向き合わなければ、前に進むことができないだけではなく、過去に固執しすぎるあまり、常に後悔をしているといった最悪の状態になりかねません。たとえ、パートナーの浮気が原因で離婚をしたとしても悲しい気持ちを引きずる可能性は十分にあります。
塞ぎこんでしまって、未来への一歩を踏み出せなくならないためのポイントは、自分を見つめ直し、正直な気持ちで向き合ってみることです。つまり、自分に素直になるということが重要です。
スポーツに例えると、あなたがレギュラーを勝ち取りたくて、サッカーの練習を雨だろうが毎日、一生懸命やっていたとしても、なかなか、思い通りの結果が出せずに、監督やコーチに頻繁に怒られていたら、練習や仲間との思い出も辛く感じるようになってしまい、サッカー自体も嫌いになってしまいかねません。「どうして、ここまで練習するのか、、、サッカーが好きだからだ。」このように、自分をもう一度、冷静に見つめ直すことで前に進めるようになります。
- まずは行動を起こさなければ何も変わりません。行動を起こし、必死に考え、何かを取り入れることで人は前に進めます。自分を見つめ直し、過去の自分とも逃げずに向き合うことが、この先の人生が明るく実りのあるものになると言っても過言ではありません。
生活費の不安
これからの人生設計をしっかりとしておかないと、離婚した後に辛い思いをする可能性があります。離婚後も、当たり前のことですが生活していかなければなりません。それにはお金がかかります。必要最低限な生活費は何よりも優先して考えなければなりません。
女性の方は特にこの「生活費」において不安になることが多い様です。そこで、一つの方法として、紹介したいのが「婚姻費用」です。離婚届を提出してしまったら、受け取ることはできませんが、提出する前でしたら、夫と別居していたとしても、これまでと同じような生活が送ることができるように生活費を貰うことが可能です。しかし、離婚届が受理されると、この婚姻費用は受け取れず、請求を行わないかぎり、慰謝料や養育費も貰えないので、生活していくためには自分自身で稼ぐしか方法はありません。
専業主婦で今までの人生において一度も働いた事がない方が離婚した話をさせていただきます。四人家族で、家族構成は父親がが会社員、母親が専業主婦、子供は小学生で低学年と高学年(高学年の子供に知的障害があり)の二人でした。
夫が家に帰らなくなり、同じ会社の女性と不倫をしていることが発覚。夫側から離婚調停を申し立て、妻が理由を問い詰めると「子供に障害があるから、別れたい。」と言い、さらには、障害がない低学年の子供の親権だけをを取ろうとする始末。当然ながら、不倫をしていた夫からのこのようなふざけた主張は通るわけもなく、子供二人の親権は母親として離婚することになりました。
今まで働いた事もないことから、途方に暮れるのかと思いきや、この方はそんなことはありませんでした。生活費を稼ぐためにはどうすればいいのかを考え、すぐに行動に移します。その結果、会社の理解と多くはありませんでしたが、慰謝料が貰えたこともあり、働きながら、大型の免許を取得できたのです。
大型免許を取得できたことで、正社員として雇用され、生活費を稼げるようになったのは、塞ぎこんだりせずに、どういった行動をとるのが最善かを考え、実行に移したことによるものです。彼女のバイタリティが成功を導いたのです。
- 突然の離婚でも辛いと嘆くのではなく、前を向いて行動することが今後の幸せを掴むには大切であり、離婚はある意味これからの人生を素晴らしいものにする為のスタートとも言えます。
結婚するより離婚の方がエネルギーが必要だって聞いたことがあるし、私もそうだけどやっぱり仕事をしてないと生活が不安でなかなかふんぎりがつかなかったりするけど
いざとなったら記事の最後に出てきた人みたいに意外な底力が出せるものなのかなと思うとちょっと勇気をもらえた
今の時代、離婚はそこまで驚かれなくなりましたが(むしろ結婚出来てまともな人だったんなとかいう人もいます)やはり不安になりますね。時間が解決することもありますが、考え方を変えてこれからの人生をもっと楽しんでやる!位のキモチでいることも大切なんだなと、自身が離婚経験者なのでつくづく思います。
離婚した時に不利益を被るのって、女性ですもんね。
男性は家庭がなくなるだけで仕事はそのままだし、再婚だってしやすいけど、女性は金銭的にも不安定になるし、子供も一人でそだてなきゃだし、再婚なんて難しいし、色々考えなきゃだなと思いました。
今の時代、離婚は誰にでも起こりうることだと思います。もしそうなったとしても、辛くても前を向いて子供のために頑張れる側の母親でありたいと思いました。
いざとなった時の自分の考えや行動ひとつで人生がらりと変わるんだなと、とても勇気の出る、勉強になる記事でした。離婚という淵に立っても、マイナスな事をプラスに変えれる気のしっかりした母親になろうと思います。