協議離婚は時間やお金がかからない事が最大のメリットですが、いかに冷静な頭で、相手を説得し納得してもらうかが重要になってきます。
法律の専門家に相談することでも手順はわかりますが、以下にて簡単な協議離婚の手順を紹介します。つまずくことなくスムーズに話を進める為には知っておいて損はないでしょう。焦って離婚をすると後悔することが多いですが、ウダウダと時間をかければ良いって物でもありません。
何と言っても絶対的に決めなければならない重要事項は、ズバリ、お金についてです。慰謝料や養育費、財産分与等に関する事はしっかりと取り決めを行わなければなりません。ここを疎かにしてしまうと、今後の人生において金銭的に辛い思いをする可能性が出てきてしまいます。
スムーズに協議離婚
- 協議離婚書
浮気や不倫で離婚することになった場合の慰謝料や、子供がいるのなら養育費などを決めて協議離婚書を作り内容を記入しておく事が一番大切な事であり、書類を作っておかなければ協議したところで何の意味も成しません。また、協議離婚書記入後は公的に認められる公正証書にしておくようにしましょう。
- 親権、苗字など
子供が成人していないケースは父親か母親の戸籍に入るのが定められているので、親権者を決定しなくてはいけません。もし、母親が子供を引き取るとしたら、苗字を結婚前の苗字に戻すのか、戻さないのかといった事も決めておいたほうがいいでしょう。自分だけの問題ではなく、子供も関わってくるので慎重に判断する必要があります。
- 必要書類の準備
必要書類を揃えて、いよいよ離婚届と一緒に提出するわけですが、ここで注意しなければならない点があります。協議がまだ終わっていないにも関わらず、終わったことにして勝手に離婚届を出されてしまうケースがあるからです。こういったケースを防ぐためには「離婚届不受理願」を出しておくことで対処できます。
しっかりとした手順を踏む
協議をしている段階で、一度は離婚を決意したものの、やっぱり離婚したくないと思ったとしたら、離婚届にサインをして提出する前でしたら、引き返すことは可能です。できる限り苦労せずにつまずくことなく離婚したいとお考えでしたら法律の専門家に相談するのが一番の選択肢ですが、お金をかけずに協議離婚したいのであれば、ご自身で調べて、しっかりとした手順を踏みつつ、離婚に向けて進まなければなりません。
離婚届は受理されたら、離婚や協議内容が覆ることはないので、でたらめな手順を踏んで後悔するのではなくしっかりとした手順を踏み、よく理解した上で、進めることが大切です。
結婚とは違い離婚となると色々な手続きが必要なんですね。お金のことも名字のことも、子供がいればなおさら本当に大切なことなので、1つ1つ慎重に決断しなければならないと思いました。
離婚届はたかが紙切れ一枚だけど、重要なんですね。
しっかりと話し合いをして、納得のいく答えが出てからじゃないと後悔することも多そうだなと感じました。
悩み抜いて離婚するという結論にたどり着いた以上、一刻も早く離婚したいと焦ってしまいそうですが、円満に協議離婚するためにはきちんとした手順を踏まないといけないのですね。でも、離婚を決めた状況で冷静になるのは難しそうと思ってしまいました。